【未来共創100人会議】かほくの未来を拓く135名の対話と共創

概要

  • 日時: 2026年6月11日(水) 18:30〜21:00
  • 会場: 高松産業文化センター
  • 主催: 一般社団法人スポーツコミッションかほく
  • 出席者: 計135名(地元漁師、地元農家、地元中学生、地元飲食店、商工関係者、行政職員、民間スポーツ事業者、地域スポーツ指導者、石川県議会議員・かほく市議会議員、当法人役員等)
  • 地元掲載紙: 
    まちづくり人材 知恵結集 SCかほく3年目記念

2026年6月11日(木)、かほく市高松産業文化センターにて「未来共創100人会議」が開催されました 。
スポーツコミッションかほくの発足3年目にあわせ、「第2フェーズ始動」として企画された本イベント。「教育×スポーツ×地域で かほくの未来を わちゃわちゃ描こう!!!」をテーマに 、中学生・大学生から地元事業者、農商工関係者、行政関係者、移住者まで、全17テーブル・総勢135名の多様なメンバーが集まり、熱気あふれる対話と交流が繰り広げられました。

1.「わちゃわちゃ」語り合う!3つのラウンドとおやつ交流

会場では7〜8名ずつのグループに分かれ、ワールドカフェ形式のワークショップを実施 。年齢や立場を超えてフラットに意見を交わしました。

  • ラウンド1:あなたの“推し”のヒト、モノ、コト、トコロ
    まずは参加者それぞれの「かほく市の推し」を共有。地元の食、歴史、スポーツ、自然など、隠れた魅力が次々と飛び出しました。

  • ラウンド2:推しが輝くあと一歩!!(何が変わるといい?)
    「もっとこうなったら良くなる」「ここが惜しい!」という視点から、地域の課題や壁について深掘りしました。

  • ラウンド3:今日ここで出会った人たちと、どんなことをやってみたい?
    テーブルで出会った仲間とともに、今後挑戦したい具体的なアイデアやコラボレーション案を語り合いました。

会場には「にこにこおはぎ」「こでパン」「はなのね」のおやつやお茶が用意され 、おやつを囲んで和やかに笑い合う「わちゃわちゃ」とした雰囲気が広がりました 。ワークショップ後の交流タイムでは「1分間PRタイム」や名刺交換が行われ、新たな繋がりが次々と生まれました 。

2. 対話から見えた「5つのテーマ」

全17テーブル・135名から出された膨大なアイデアと対話は、大きく5つのテーマに集約されました 。

① スポーツ×体験

サイクリング(e-バイク・ガイド育成)や、プロバレーボールチーム「PFUブルーキャッツ」と地域コンテンツ(海・食)の連携案が提案されました 。また、ビーチサッカーや「海ごみ拾いスポーツ」、モルックの普及など、スポーツを通じて「滞在」に繋げる体験設計が話し合われました 。

② 食×農業

最も頻出した「規格外野菜の活用(フードロス削減とブランド化)」をはじめ、PFUブルーキャッツ×規格外ブドウによるクラフトワイン製造、西田幾多郎記念哲学館×農業探究学習など、食を軸とした関係人口創出や6次産業化のアイデアが提示されました 。

③ 観光×交流人口

かほく市のアイデンティティである「海に沈む夕日」や地引網などの自然資源を活かした体験観光が語られました 。同時に、インバウンド誘致や、宿泊施設誘致の必要性が熱く議論されました 。

④ 若者×次世代育成

高松中学校生徒による主体的な企画力や探究学習(PBL)への高い評価が集まりました 。部活動の地域移行や地域コーディネーターの育成を通じ、中学生や高校生が地元愛を育み「若者で自走できるまち」を目指す構想が共有されました 。

⑤ まちの基盤(場所・PR・インフラ)

廃校を活用した活動拠点・観光拠点づくりや、SNS・動画による戦略的な情報発信の強化が急務として挙がりました 。また、駅から目的地への移動手段(二次交通・バス連携)の改善など、全世代共通の基盤整備について意見が交わされました 。

3. 共通して浮かび上がった「4つの地域課題」

17の全テーブルで共通して語られ、浮き彫りになったのは「豊かな資源はあるが、それを繋ぎ、留め、伝える仕組みが不足している」という現実でした 。

  1. 宿泊施設の不足
    全テーブルで最頻出の課題。「イベントや合宿で人が来ても泊まる場所がなく、金沢市などに流れてしまい地元に経済効果が留まらない」という強い危機感が共有されました 。
  2. PR・情報発信の弱さ
    「魅力的な資源があっても外や市民に届いていない『宣伝下手』」という指摘が多く、SNSや動画、英語での情報発信と、発信できる人材育成が求められています 。
  3. 活動できる場所の制限
    マルシェや市民活動を行いたくても、公共施設の営利制限や駐車場の課題、出店料の高さが障壁となっており、気軽に繋がれるハブ拠点が不足しています 。
  4. 移動手段(二次交通)の不便さ
    駅から各施設や観光地へのアクセスが車頼みとなっており、バスの減便や夜間移動の難しさが、観光客の回遊や若者の定住の障壁となっています 。

4. 参加者からは

5. 熱い決意が込められた「135名の宣言カード」

会議のクライマックスでは、参加者135名が「今日から私がやること」を一人1枚の「宣言カード」に記入し、全員の前で発表・共有しました 。掲げられたカードには、一人ひとりの個性と「かほく市への愛」が溢れる具体的なアクションが並びました 。

6. 次回開催は中学生の探究活動にフォーカス

【100人会議スピンオフ企画】中学生の挑戦を応援!探究学習報告会&交流ワークショップ

6月の100人会議でも大きな話題となった「中学生の探究学習」。 今回は中学生が地域や企業と連携して取り組んできた成果を発表する「探究学習報告会」に合わせて100人会議スピンオフ企画を開催することなりました。

第1回は生徒たちの発表をじっくりご観覧いただく機会とし、第2回では発表聴講に加えて、100人会議メンバーと中学生が直接意見を交わすフィードバックワークショップ(1時間程度)を開催いたします。

ワークショップでは発表してくれた中学生に、より気になる点を聴いてみたり、発表を聴いての感想を共有したりすることでこの探求学習をより深めていくことを目的としています。

概要
□ 第1回(発表聴講): 10月29日(木)
 13:30〜 15:00(約2時間/2年生全員による発表)
※第1回は発表の観覧・聴講のみとなります。


□第2回(発表聴講 + ワークショップ): 11月17日(火)
 13:30〜 14:20(発表会/ブース形式)/ 14:30〜15:20頃(ワークショップ)

会場: かほく市立高松中学校
対象: 100人会議参加メンバー、地域事業者、保護者・地域の皆様
内容: 中学生の発表聴講、感想・意見交換ワークショップ(※振り返りWSは第2回のみ実施)
参加方法:以下申込フォームより申込
※発表の内容は両日とも同じです